スター☆ガール　ジェリー・スピネリ著者紹介

2001年9月読書会「てつぼう」
スター☆ガール　ジェリー・スピネッリ　千葉茂樹　訳　理論社　2001年8月
Stargirl Jerry Spinelli 2000 Random House Children's Book's(NY Times Bestseller, ALA Best Books for Young Adults)
著者
ジェリー・スピネッリ 1941年アメリカ、ペンシルバニア州のノーリスタウン生まれ。ゲティスバーグ・カレッジからジョンズ・ホプキンス大学へ進む。 10歳まではカウボーイになるのが夢だったが、野球が好きで、リトルリーグに属し、NYヤンキーズのショートになるのが夢だった。中学、高校と野球をやったが、その間、二本のホームランを打っただけで、パッとはしなかった。 16歳の頃、学校のフットボール部がアメリカでもかなり強いチームに勝つという、非常に印象的な試合があり、それを詩にしたものが、地域の新聞に掲載された。そのときに、作家になろうと思う。大学卒業後、雑誌社で編集の仕事をしていた。12年間、昼休みになると小説を書いていた。4つの大人向けの本を書いたが、出版されなかった。そして、子持ちの子どもの本の作家アイリーン・スピネリと結婚し、一気にたくさんの子どもの父親となる。 5つめの作品は13歳の男の主人公にしたものを書いたが、大人の本の出版社は見ようともしなかった。だけど、子どもの本の出版社は見てくれて、それから、今に至っている。自分の作品で一番、読んでもらいたいのは、「クレージー・マギーの伝説」。自分に似ているキャラクターは「Space Station Seventh Grade」のジェイソン・ハーキマー。一番のお気に入りは「Space Station Seventh Grade」。理由は処女作だから。 6人の子ども（何人が連れ子かは不明）がいて11人の孫がいる（1998年の時点で）。
受賞作品
1991年「クレージー・マギーの伝説」でニューベリー・メダル賞 1998年「ひねり屋」ニューベリー・オナー・ブック受賞 2000年「スター☆ガール」ペアレンツ・チョイスの金賞　　　　　全米書店員が選ぶ「2000年一番好きだった小説」に選ばれる

作品リスト
1982 Space Station Seventh Grade（未訳）	1984 Who Put that Hair in My Toothbrush?（未訳）	1985 Night of the Whale（未訳）	1986 Jason and Marceline（未訳）(Space...のつづき）

1988 Dump Days（未訳）	1990 The Bathwater Gang.（未訳）	1990 Maniac Magee 「クレージー・マギーの伝説」（菊島伊久栄　訳　偕成社)1993	1991 There's a Girl in my Hammerlock（未訳）

1991 School Daze: Report to the Principal's Office(未訳)	1991 Fourth Grade Rats(未訳）	1992 The Bathwater Gang Gets Down to Business（未訳）	1993 Picklemania（未訳）

1992 Do the Funky Pickle（未訳）	1995 Tooter Pepperday(未訳）	1996 Crash	ヒーローなんてぶっとばせ（菊島伊久栄　訳　偕成社)1998

1997 The Library Card	青い図書カード（菊島伊久栄　訳　偕成社)1999	1997 Wringer	ひねり屋（千葉茂樹　訳　偕成社）1999

1998 Blue Ribbon Blues: A Tooter Tale（未訳）	1998 Knots in My Yo-Yo String(未訳）（自伝）	2000 Stargirl	2001 Literature Circle Guides:maniac magee（未訳）