きままな映画・DVDレビュー
 
ニューイヤーズ・イブ Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)


New Years Eve: Original Motion Picture Soundtrack

20011年の大晦日のニューヨーク。

タイムズスクエアのボール・ドロップの関わる人たち。ヒラリー・スワンクが取り仕切っているが、ボールが故障でてんぺんまで上がらずに止まってしまう。ボールの電球も半分くらいしかつかない。

音楽プロモーター(?) レコード会社(?)に勤めるミッシェル・ファイファーは今年の目標を全てやり遂げたいと、ザック・エフロンを雇う。しかし、「バリに行く」や「世界一周」なんて、どうやって叶える? 大晦日のたった1日で全ての項目をやってのけるには
Use your imagination!
とミッシェル・ファイファーはザック・エフロンに言う。

癌で瀕死のロバート・デニーロ。そこの看護師のハル・ベリー。

タイムズクスエアーでボーイフレンドと新年のキスをしたいアビゲイル・ブレスリン。15歳の娘を真夜中にそんな所に行かせたくなく二人で過ごしたいサラ・ジェシカパーカー。

エレベーターに閉じこめられてしまった、新年を祝う気分はまったくないアシュトン・カッチャーと、大晦日にバックコーラスで歌うことになっているリア・ミシェル。

友だちの結婚式に立ち会ってニューヨークに帰る途中、事故ってしまい、車が使い物にならなくなったジョシュ・デュアメル。彼は会社で大晦日のスピーチをしなくてはならない。なんとか牧師さん一家がラジオシティに行くからと車に乗せてくれることになるが…。

まだまだ他にもいろんなエピソードがあり、それが交錯していた。
ボール・ドロップが故障したとき、会見でヒラリー・スワンクがとっさにしたスピーチは感動的だった。見ていた人たちの多くが胸を打たれた。
大晦日に来るべき年を考え、期待するのもいいけれど、ここで1年を振り返ってみよう。やり残したことはないか、悔やんでいることはないか。それを修正し、やりなおすのは、今ですと。そして「愛」を持って、その気持ちでいつもいましょう。大晦日だからとか新年とかだからではなく。
というような内容だった。

ミッシェル・ファイファーがあまりにもオバハン臭くなっていて驚いた。スーザン・サランドンみたいだった。

ボン・ジョビと1年前にプロポーズしたのに別れてしまった彼女との関わりも面白かったけれど、最後はなんか無理矢理まるく収めたような感じだった。

バレンタインデーのスタッフが作ったようだけれど、バレンタインデーの方がやや深みがあったかも。

バレンタインデーにしても大晦日にしても、毎年くるビッグ・イベントの日、そのとらえ方は千差万別でいろんなドラマがあるだろう。

音楽はバレンタインデーよりもよかった♪
(2012.7.1 DVDで視聴)


   
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