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われ、ファッション・ブランドを愛す―桃田有造の痛快一代記
出石 尚三 著 NTT出版 (自宅読書会2008年11月課題) |
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概要 |
感想 桃田有造氏とは、彼女の披露宴のときと、彼女がまだ独身の頃、彼女と一緒にお宅のプールに遊びに行ったときにお会いしたことがある。 特に個人的な話はしたことがないが、陽気な方だなぁという印象を持っていた。 高田賢三さんの序文で、桃田氏の口癖が「僕は幸せ」だとあった。そこを読んだだけで、そんな言葉が口癖の人の人生ってどんなものだろうと、読み進む期待が大きくふくらんだ。 桃田さんは、戦争に召集されたり、上海から日本に引き揚げてくるときなど、いろんな苦労もされただろうに、苦労話も少しもしないという。
著者の「それって、いくらかかったんですか?」 著者が意気消沈しているときに、ばったり桃田さんに会った。 ファッションやブランドのことにあまり詳しくない私ですが、桃田さんの華麗なとしか言いようのない、ファッションの商売や生涯を読んで、日本のファッションを導いてきた人だったんだなぁと思った。 ここまで優雅にお洒落に陽気に生きることは中々できないかもしれないけれど、俯き加減になんていずにいっつも笑って前向いていたい。そんな元気を本からもらった。 |
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