セックス・アンド・ザ・シティ シーズン 2
Sex and the City Season2 プティスリム(期間限定生産)
セックス・アンド・ザ・シティ Season3-3
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Carrie Bradshow know good sex.
Don't be afraid to ask.
(バスのポスターの文句)
エピソード 1 : 女と男の別れのルール (Take Me Out To The Ballgame)
エピソード 2 : 恋愛における禁句 (The Awful Truth)
エピソード 3 : 男はみんな変わり者? (The Freak Show)
エピソード 4 : すばらしき独身貴族? (They Shoot Single People, Don't They?)
エピソード 5 : 恋愛で人生を取り戻す! (Four Women and A Funeral)
エピソード 6 : 浮気の定義 (The Cheating Curve)
エピソード 7 : ひとめぼれで電撃結婚 (The Chicken Dance)
ミランダのところに滞在する男友だちが、ミランダのアパートで出会った女性と一週間後に結婚を決める。2人とも一目惚れ。キャリーはその結婚式で自作の詩を朗読することになる。
こんなに簡単に結婚を決めてしまう人を目の当たりにしたら、妙齢の女性は動揺して当然だろう。つきあっている人がいる人もいない人も。
自分と比べてしまうだろう。
どうして、私はそういう相手と巡り会わないのか? どうして私の彼はプロポーズしないのか?と。
動揺しないサマンサは愉快。^^
結婚式のキャリーのドレスはふわふわの薄いオレンジ色。とっても可愛い。
結婚式のカードに連名で署名してくれないMr ビッグの態度に不満なキャリー。
だけど、そういう思い通りに行動しないビッグだからこそ、キャリーはいつまでも好きなのかもしれない。
タイトルの the chicken danceは 「We missed the chicken dance」というミランダのセリフがあり、私たちはのけもの? と字幕ではなっていた。でも、chicken
danceで検索しても辞書を調べても、そういうダンスがchicken songで踊られるってことしかわからなかった。どういう意味だろう?
エピソード 8 : 男と女のおとぎ話 (The Man, The Myth, The Viagra)
この話は泣いてしまった。二度。
ミランダはキャリーに約束を破られて、バーで待ちぼうけしていた。キャリーはミランダの約束を断って、急にビッグに誘われ、彼の家で子牛のステーキをご馳走になりに行った。
そのバーでミランダはスティーブと知り合う。彼はバーのバーテンダー(映画では結婚していた。シリーズ3の3では、別れていた)。その夜を過ごすけれど、一夜限りのことだとミランダはスティーブをつっぱねる。
キャリーはビッグを友だちとのディナーに呼ぶ。一度は来ると言ったビッグだけれど、当日、行かないと言う。
スティーブにアタックされていたミランダは、「男なんて」と受け容れない。
ビッグは当日、迎えに行くと、「やっぱり行かない」と言う。
男にがっかりさせられるのは、もう嫌と思っていたところ、四人の前にビッグが現れる。そして、それを見て、ミランダもスティーブを信じてみようという気持ちになる。
男に失望してきたら、たやすく男を信じられないだろう。でも、頑なにやさしさや好意を拒むのもどうだろう。微妙だなぁ。
サマンサが72歳の富豪に求愛されるのは、見物!
家でのディナーでナプキンの中にダイヤ(多分)のブレスレット、彼のナプキンにダイヤのイヤリング、そして、蓋をあけた皿の上にダイヤのネックレス!
エピソード 9 : 女はそれを我慢できない (Old Dogs, New Dicks)
この話でも泣いてしまった。
ビッグが他の女性を見る。キャリーはそれをやめてほしい。
「男を変えらるのか?」
シャーロットのつきあっている包茎の男性が手術した。男も変わる。
ミランダはバーテンダーとつきあってるので、生活時間がちがう。夜中にアパートに訪ねてくる彼。朝、一緒に起きて、セックスし仕事に行くのがミランダには苦痛。
ベッドに一緒に眠っていて、ビッグにベッドから落とされたキャリーは、ビッグの顔面を殴ってしまう。
ビッグは部屋の鍵を渡してくれないし、他の女を見るし、キャリーの部屋に泊まってくれない。それがキャリーには不満だった。
一緒にいるときに他の女を目で追うのは女として我慢ならないことだろう。
ビッグはいつも話すときを選ぶ。キャリーは抱えていられない。
こういうことは、男と女の違いなのか単に性格の問題なんだろうか?
メモ: uncircumcized dick ; 包茎
エピソード10 : 愛は階級の差を超える? (The Caste System)
ミランダは弁護士。彼はバーテンダー。ミランダの方が高収入。
カースト制度はニューヨークにはないけれど、住んでる世界の違いというのは、やはり歴然とある。
キャリーが初めてビッグに"I Loev you."と言ったのは、アヒルの形のバッグをビッグがキャリーにプレゼントしたときだった。
でも、ビッグは何も言わなかった。
相手を愛してると感じ始め、それを相手に告げるというのは、難しいものなのかもしれない。
アメリカ人はすぐに "I love you."と言うのかと思っていたけれど、そうでもないようだ。
ミランダの彼はミランダにお金を払わせないようにする。ミランダの事務所のパーティに来るために着るスーツを買いに行くけれど、1800ドルもする。ミランダがプレゼントしようとするが、スティーブは固辞する。
でも、払いきれないで、彼はミランダに別れを告げに来る。
メモ:yuppie guilt;お金を稼いでいることの罪悪感
彼の家で大をできるか? 大きな家の彼なら気にせずにできるけれど、狭いアパートでは、筒抜けなのでできない。
サマンサはタイ人の召使いを置いている男性とつきあっている。
アッパー・イースト・サイドのお金持ちのパーティでキャリーは昔の彼とばったり会う。ビッグとパーティの女主人に追い出される。キャリーは元彼と二人でパーティを出てから飲んで、キャリーのアパートに彼を止めるが、起きたとき、ふたりとも服を着たまま。そこにビッグが電話をしてくる。
「Well, I fucking love you」と言う。そう言うといつもトラブルになるから、言うのが難しかったと話す。
やはり、男も女も相手にかなり気持ちがあると、オーバーリアクトしたり、うろたえたりしてしまうものなのだろう。
エピソード11 : 恋愛の進化形 (Evolution)
キャリーはビッグのアパートに自分の物を少しずつ置いておく。でも、ビッグがそれを持ってくる。
ミランダの右側の卵巣が卵子を作らなくなってる。
サマンサは数年前に自分を捨てた彼女がたった1人愛した男、ドミニクとバーで再会し、今度は自分が彼を捨てると計画するが、やはり、 逆に彼に捨てられる。
彼の家で大をできるか? 大きな家の彼なら気にせずにできるけれど、狭いアパートでは、筒抜けなのでできない。
メモ:I did number two. 大便をした
エピソード12 : 男を求めるのは究極の痛み (La Douleur Exquise???)
ビッグがパリに出張する。もしかしたら、パリに1年近く住むことになるかもしれない。それをパリに出発する日まで知らされていなかったキャリーは切れる。
恋人とすぐには会えなくなる状態になるかもしれないということを、話が持ち上がったときに話さず、自分の都合だけで話を進めるのに女が我慢できないのはわかる。
男は女の都合や想いを無視して自分中心に行動するものだろうか?
人それぞれだろうし、その人の立場によってもちがうだろう。
でも、「セックス・アンド・ザ・シティ」は、そういういろんなパターンの男と女の問題やケンカの原因をうまく描いていると毎回、思う。
メモ: hooker; 娼婦
娼婦というのは、prostitute, whoreというのは、知っていたけれど、hookerという言葉は知らなかった。
エピソード13 : カケヒキは恋の必勝法? (Games People Play)
ビッグと別れたキャリーは、自分と別れてどんなにビッグはみじめかを延々と友だちに話す。友だちは閉口し、「shrink」セラピーを受けるように勧める。
「恋はゲームをしないと成り立たないのか?」そして、キャリーはいつも自分に合わない男ばかりを選んでいるのだろうか?
セラピストの待合室で出会った男とデートするキャリー。
寝た後に彼は「一度、寝ると女から興味を失う」のでセラピーを受けていると言う。
失恋した後に、自分を立て直していくのに、人の力を借りるのは有効だろうけれど、別れを全て相手のせいにしたり、自分が過去のことにこだわり続ける限り、抜け出せないだろう。
スポーツ熱中男とサマンサ。窓越しに誘惑をしかける男が実は上の階の男性に気があったミランダ。
After I sleep with them(women) I completely lose interest.
I picked the worng man.
駆け引きは必要なのだろうか?
エピソード14 : 恋のパターンはくり返す (The F★★★ Buddy)
キャリーは恋人がいないとき、同じパターンを繰り返す。昼過ぎまで寝て、脂っこい中華のデリバリばかりを取り、restlessになる。
そして、自信を取り戻せて、身体を満たしてくれるFuck Buddy(セフレ)を呼ぶ。
そのパターンを崩してみようと、Fuck Buddyとディナーに出かけてみるが、うまくいかない。
I didn't have a relationship pattern. I had a between relationship
pattern.
四人の中でFuck Buddyがいないのは、シャーロットだけだった。
シャーロットは自分のパターンを崩してみようと、ディナーデートを二時間ずらしで二人としてみるが、うまくいかない。
誰にでも、パターンというものはあるだろう。
それは、恋愛だけに限らず、その人の生活のいたるところに。
ミランダはいつも文句ばかり言う弁護士とつきあっていたが、昇進しても、さらに文句ばかりでいつも機嫌が悪いので、別れてしまう。
その男は、文句を言い続ける生活がパターンなのだろう。
パターンというものは、悪い物もいい物もあるだろうけれど、本人がよほど変えようとしない限り、変わらないものなのだろう。
エピソード15 : 恋人のファミリー (Shortcomings)
小説家とつきあい出したキャリー。彼のお母さんはドキュメンタリー映画でアカデミー賞候補になったことのある監督。父親はアイビーリーグの大学教授。妹はレズビアン。とてもフランクで魅力的な家族。
でも、彼は、セックスする前に射精してしまい、一度も、うまくいかない。
彼の家族は魅力的だけれど、結局、彼と別れる。
ミランダはバツイチの子持ちの男とデートしだす。シャーロットの兄、ウェスリーは離婚(別居?)したばかり。キャリーとシャーロットと三人で飲もうと思っていたが、サマンサがやってきて、ウェスリーと一夜を過ごす。
友だちが自分の兄とあったその夜に一夜を共にしたら、ショックだろう。
恋人と家族。
無関係でいられないものだろう。
会うことがなかったとしても、何らかの影響があるものだろう。
エピソード16 : セックスの採点表 (Was it Good For You)
いそがしい整形外科医とつきあっているシャーロット。セックスの途中、整形外科医が眠ってしまい、ショックを受ける。
「セックスが下手なのだろうか?」
サマンサはゲイのカップルからセックスを申し込まれる。ゲイのカップルは女性経験がない。経験するならサマンサしかないと二人で頼み込み、サマンサは受ける。でも、うまくいかず、「やっぱりできない」とゲイカップルに謝られる。
キャリーはアルコール依存症の素敵な男性と出会う。最初は、慎重だった彼。理由は酒なしで女性としたことがないから。でも、セックスができ、今度はキャリーとのセックスに依存する。
アパートの前で服を脱ぎ、酒をあおり、キャリーを大声で呼ぶのには、面食らった。
依存症とは、怖い物だ。
セックスが下手だと言われるのは「つまらない女」と烙印を押されることのように思えるが、依存されるのも恐ろしい。
世の中、なんでもバランスなのかもしれない。
もうひとつ、見物。かなり60代くらいのきれいとも思えない女性が、セックスのテクニックを講義(タントラ)をするのを四人で受講するところ。まさか、実演があるとは。。。。。(爆)
エピソード17 : 若い女の特権 (Twenty-Something Girls and Thirty-Something
Women)
キャリーは別荘に四人ででかける。
20代のGirls は、30代のwomenの味方か敵か?
別荘で27歳と偽って、20代の男の子とつきあうシャーロット。
キャンプファイアーで知り合った20代の女の子に弟子(?)になられたキャリー。
サマンサの事務所をクビ(?)にした20代の女の子がとりしきったパーティに行くと、そこにビッグがいた。
Is it you?
キャリーは声を掛ける。
ビッグはパリで知り合った26歳のナターシャと一緒に来ていた。
キャリーも知り合ったばかりの内科医と来ていたが、ビッグが若い女性といることで、ショックを受け、もどしてしまう。
キャリーにとってビッグの存在は別格。その彼がナターシャの両親の別荘に来ていると言うという意味は親に紹介しあっているという仲の人がもうできたということ。
キャリーはそれだけ思えるような相手はいない。
そうなりたかったのはビッグだ。だけど、そうはならなかったから別れたというのに、受け容れられない事実だろう。
ビッグはただキャリーより若いからナターシャを選んだのではないだろうが、複雑な思いは拭いきれないだろう。
エピソード18 : 別れてもお友達? (Ex and the City)
別れた恋人と友だちになれるか?
ミランダは街で偶然、前からスティーブが歩いてくるのを見て、走って逃げ出した。
「Ex Factor」別れた相手。。。。
スティーブはミランダのところを訪れる。二人は食事することを約束する。
キャリーはビッグとランチする。その場でナターシャと婚約したことを話される。
自分と別れてたった5ヶ月で他の女と結婚すると決意する?
キャリーぶビッグの婚約パーティの招待状が届く。
婚約パーティの日、別の場所で四人でランチするキャリー。映画「追憶」のラストシーンをシャーロット、ミランダ、キャリーは熱く語り、「The
Way We Were」を歌う。
ラストシーンと同じように、キャリーは婚約パーティを終えたばかりのビッグに「彼女は可愛い人ね。ハベル」
とビッグの前髪を触る。
「Your girl is lovely, hubble.」
「I don't get it」
「And you never did」
そう言い残してキャリーはビッグから離れ、ビッグはナターシャが待つ車に乗る。
「Why not me?」
どうして私じゃないの?
別れた恋人と友だち同士になれるとしたら、もう少しも相手に気持ちが残っていないときだろう。ミランダはスティーブとまた寝た。寝たけれど友だちと互いに言い合うけれど、どうだろう?
映画を見ているだけに、これは過程のことだと思うけれど、自分と別れ別の女性と結婚した男を気持ちの中から断ち切れないキャリーを気の毒に思える。
シャーロットの乗馬の再開、サマンサとあまりに大きな持ち物の男とのつきあいなどが、うまく挿入されている。
「セックス・アンド・ザ・シティ」を見る前から、サラ・ジェシカ・パーカーを知っているけれど、これを見てから彼女がとてもきれいで魅力的に見えるようになった。
次々と男性とセックスするサマンサは、男性といるときもキャリーたちといるときも、その表情やしぐさがとても魅力的だ。
彼女は他の女優より10歳年上なのに、年上とはわかるけれど、全く見劣りしないし、注目に値する女性というのが、すごい。
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