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感想
英語学習をずっとしてきたというのに、著者のことは、ちっとも知りませんでした。読書会のメンバーが選んでくれた本ですが、久しぶりに心を打つ、読み応えのあるノンフィクションに出会いました。
特に心に残ったのは、彼女の恋愛、結婚生活です。
とても、 1960年代の人とは思えないような進歩的な考え方のアメリカ人の夫。ボーヴォワールとサルトルの関係に影響された夫婦としての生き方には驚かされました。
人を愛することとはどういうものかというのを考え直しました。
そして、外国で暮らすということ。ずっと憧れていますが、生やさしいものではない孤独感や望郷の想いに悩まされるものなんだろうとわかりました。中で紹介されている岸恵子の本も合わせて読んでみたくなりました。
通訳者としての時代は、まさに時代を象徴するような事件と、政治・文化の世界的な中心人物の通訳者をされた著者。エキサイティングで責任が重く、ハードな仕事だと改めて思いました。
常に前向きでぴんと背筋を伸ばしてるような著者の生き様に感動させられました。
ただ、あまりに優等生的だというか、もうちょっと本当の生の彼女を知りたいなとも思いました。
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