消費税を計算して、小数点が出ることがあります。このとき、四捨五入するのか、切り捨てるのか、どちらかに設定する方法をここでは、説明します。

「B25」に「小計」ときにゅうします。さて、合計を計算しましょう。
「E25」をクリックして、「Σ」をクリックします。「SUM(E5:E24)」と式がなっていれば、OKです。
次に、「B26」に「消費税」と記入し、「E26」に クリックし、「=E25*0.05」と記入します。

これでは、小数点が入りませんね。さて、もう少し売上げを上げましょう(笑)
「CDR」と書いて、単価は988円、数量は53にしましょう。
勝手に計算されて、合計も変わりましたか？
小数点以下が表示されています。

さっきは、計算を消してから、関数の挿入をクリックしましたが、今度は、式を修正してしまいましょう。
まず、消費税を四捨五入したいときは、 「E26」をクリックし、メニューの下にある計算式に「ROUND」と書き入れ、「E25*0.05」をカッコでくくります。その後に「,0」と書き入れ、「ROUND」の後に「(　」　「0」の後にも「)」を書き入れ、
「=ROUND((E25*0.005),0) 」
となるようにします。
書けたら、「Enter」で確定します。
答は、「ROUND」というのが四捨五入で、「0」というのが、小数点の桁数です。
消費税は、「18458」になりましたか？
これでは、本当に四捨五入したかどうか、わからないとい！　と思いますか？
違う数値でやってみましょう。
CDRの単価を「963」に書き換えましょう。
離れたセルで、小計に0.05をかけてみたら、小数点以下が5以上になっていますね？
繰り上げられたことが確認できます。

小数点以下を切り上げるときは、「ROUNDUP」で同じく「0」にします。
小数点以下を切り下げるときは、「ROUNDDOWN」で「0」にします。
どちらもやってみましょう。
できれば、一度、計算式を消してしまって、関数の挿入からやってみましょう。