なんかまとめながら頭がこんがらがってきた。。。
夢の中で未来の自分にあったのか、未来の自分が本当に目の前に現れたのか。。。
このまま彼はあらゆる夢を彷徨い続けるのか。。。
今月は読解が曖昧な部分多々ありますが時間ないんで出しちゃおう（反省）

初めて、自分の言葉に置き換えてSummaryを書きました。本来そうあるべきなんですけど、自分なりに書くといっぱい文法的ミスがありそうで、恐ろしいです。

My name is Jorge Luis Borges.
The station clock showed around eleven o'clock. I entered the hotel to resister my name but the hotel keeper looked curiously at me. He said I'd already checked in.
I went upstairs the room nineteen. The other person who looked like me was lying on the iron bed. He was older than me, looked bloodless. In the dream there is nothing strange but is this a dream? or a reality? The old guy told me that he could die any day. In the course of conversation, I was annoyed by the know-it-all attitude of this old guy. In addition, I hated the other's voice, face, the way of talking because they were so alike mine
The last moment, he took my hands. He told me what he thought in his life so far, his fate and his prophetic words. I knew he was dead. I felt I died with him in some sense.
I went out from the room. There was nothing I saw before.
Blindness isn't darkness. It's kind of lonely but it continues dreaming of dreams.

私はなんとなく、３人のBorgesの存在を感じました。今だ夢の中にいる若いBorges、彼はこれからも夢が果てなく続く過去にいる。夢からさめようとしている年老いたBorges、死によって夢からのがれようとしている。そして、実際、小説を書いているBorges。小説の中で彼は、８４才の誕生日の翌日に自分を死なせることによって、夢から逃れようとしているように感じました。３人のBorgesのそれぞれが、夢を辛く感じているのが伝わってきます。３つの方向からの悲しみが、話全体にあふれているように感じました。
Borgesにとって、小説のなかは現実なのかもしれないですね。視力が弱かったり無かったりしたのであれば、なおさら、自分の作品のなかの方が、鮮明で奥行きがあると感じていたのだろうと思います。

今回の作品は著者自身が主人公。しかも主人公は20年後の自分自身に出会うというお話。状況がややこしくって、わかりにくいところもありましたが、面白い作品でした。
著者は年を経るごとに視力を徐々に失っていったらしいです。そして、現実は見えないものの、ずっと夢を見ているように映像を頭の中で見ていたらしいです。
作品の中で、60代のBorgesと80代のBorges、どちらも自殺しようとしています。 彼にとって人生は失望の連続だったようです。
しかし、Borgesはたくさんの作品を残し、それは今でも読み継がれています。日本でも文庫本などたくさんの本が出版されています。
奇妙な世界に生きていた（ように思える）Borgesの文学に触れてみたいなと思いました。